2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第21回 どっこい事件

冷静に考えると、自分が京に残る筋道を通すために上様に残留をお願いするって、忠義者なんだか態度がでかいんだかわからんな。真顔で思いつくあたりがさすが近藤先生ではある。 その件はまあいいんだが、今日はちょっと文句言いたいぞー。展開に。一言で言う…

今日のこの日に

このように文章を書く場がある、からには、書いておかなきゃなのである。 おととしのこの日に伊藤俊人氏が亡くなったのを知ったとき、とにかく「勿体無い」としか思えなかった。当時それほど氏の出演作を見ていたわけではなかったのに、物凄い喪失感があった…

第20回 鴨を酔わすな

六畳と八畳が四部屋ずつならあわせて五十六畳。五十人なら1.1畳ちょっとだね、と山南さんの最初の台詞のあとすぐ計算していた私も壬生浪士組に入れてもらえますか? と、リクルート班のエピソードにはたいへん心和みつつ(山南さんの「採用です!」が山南史…

第19回 通夜の日に

うひゃあ。日曜8時のNHKであんなもの流していいんでしょうか。あんなものってもちろんあれです、鴨さんとお梅さんの。耳掃除の時点で既にご家庭に気まずい沈黙間違いなしのエロさが撒き散らされていましたが、耳ー、首ー(動転のため文章が乱れております、…

第18回 初出動! 壬生浪士

いやあ、久々にまったりとした回であった。ここのところぎゅうぎゅうに内容の濃い回が続いていたので、こんな週がたまにあってくれたほうがほっとする。フォローでなく。 まあそれはそれとして、勇さんの苦悩は(リアルでも劇中でも)一週間ですっかり過去の…

第17回つけたし

やっぱりなー、殿内に「殺される理由なんか何一つなかった」とは私は思えんのだよなー。殺されるには可哀想すぎる人だとは思う。でも、そういう人でもやり方がまずければ殺される理由ができてしまう。とくにこのときは、そういう世の中だったんじゃないか。…

第17回 はじまりの死

ゲーテ曰く、世の中の悲劇の大部分は悪意と奸策からではなく、誤解と怠慢から起こる。偉そに始めてみましたが、たまたま読んだ「若きウェルテルの悩み」にあった一文があまりにも頷けたので、今でも覚えてるだけなんですけど。ほんとにね。ほんとにそうです…