2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

第43回 決戦、油小路

脚本家はきっとわかってつけているはずだが、どうよこのサブタイトル。決戦!て、そんなとこでやってる場合じゃないだろうと。相手が違うだろうと。 局長は相変わらず詰めが甘い。懐柔したらしたで、アフターケアまできちんとしないとさ。あの状況で伊東先生…

第42回 龍馬暗殺

最初のころに比べてサブタイトルが大変ストレートになったのが唯一の視聴率てこ入れ策か?と囁かれる今期大河。さて今回の暗殺犯、ミステリー仕立ての予告などで煽りつつも、蓋を開ければとても順当な黒幕と実行犯であった。左之助に疑いがかけられた理由も…

鳴かぬなら

ころしてしまえとか鳴かしてみしょうとかいうあれは、まだ日本人の一般常識で通用するんだろうか? よく知らないが、まあ織田さんとか豊臣さんが本当に詠んだんではないんだと思うんだが、中の七文字でそれぞれのパーソナリティを表そうって軽薄なノリがけっ…

第41回 観柳斎、転落

な、なんだなんだ面白いじゃないか今週ー。観柳斎、屯所で気まずくなった次の場面でもう脱走者として見つかってるよ! 龍馬さんはその前振りのためだけに駆り出されたのかと思ったら、どっこい歴史のために奔走してるよ! で、そのどっちを永倉その他のおっ…

誰も言わないことだが

谷原章介の顔の部品の配置は、筧利夫に似ている。数年前、男性ファッション誌の表紙を見て「嘘だ筧がこんなに美形でスタイルいいわけがない」と思ったらやっぱり人違いで、でも目つきとか口の引き結び方にどうしても面影を感じて気味が悪かった(失礼な←どっ…

第40回 平助の旅立ち

慶喜の長州征伐宣言きたー! 宣言撤回きたー! 孝明帝崩御きたー! 今回の歴史話終了。所要時間、約3分。 何をいまさらと言われるかもしれないが、あれだな、今年の大河は、「歴史の片隅で翻弄されながら生きる市井の無名の人々の物語」だったのかもしれない…

第39回 将軍、死す

タイトルはそうだけど中身は悩める青少年譚。を中心に、試衛館組の現在の立ち位置をいっぺんおさらいするような回だったと思う。落日編の幕開けを、まだ中空に留まっている太陽から始めるんだなー。あー。 悩める青少年その一、近藤周平。彼の悲しみについて…