第19回 通夜の日に

  • うひゃあ。日曜8時のNHKであんなもの流していいんでしょうか。あんなものってもちろんあれです、鴨さんとお梅さんの。耳掃除の時点で既にご家庭に気まずい沈黙間違いなしのエロさが撒き散らされていましたが、耳ー、首ー(動転のため文章が乱れております、しばらくお待ちください)
  • 今回声を大にして言いたいのは鴨の新しいおべべがぜんっぜん似合ってなかったということだが(ついでに言うと浅葱色も似合わないと思います、あの人)その似合わなさまでがどうにもエロかった。いや、すまなかった、笑い殺す気かとか言ったりして。今でも悪い奴とは全然思えませんが、そういう方面でなら(どういう?)あなた、震えが来るほど怖いです。ほんますんまへん。おかげで後半の、対久坂の場面までかっこよさ五割増しで見えたりして。
  • ええと、物語の節目としては、八木さんたちが壬生浪士組(というか近藤組)に打ち解けてくれた、鴨のエロ事…いや悪事が明らかになってきた、の二本立てですか。そして沖田は強烈な目にあって頭ぐるぐるになり、近藤さんは当初の目的を忘れておねえちゃんとうきうきお喋りし、ぶつぶつ言ってる左之助はさりげなく未来の奥さんと初めて同じ構図に収まり、人の好さもそこまで行くと迷惑の疑いがある島田が加わり、それぞれにちょっとずつ変化が見えだした回だったと。
  • その中でまだ以前の生活に足を取られている斉藤。この人は感想サイトのあちこちで「忠犬」「むしろ狂犬」「でもチワワ」と犬扱いされていて、いまさら追随したくはないのだが、しかし又三郎に「頼んだで〜」と去られてしまったときの顔は、家族が出かけるとき門のところできゅんきゅん言っている犬にしか見えなかった。どうしても、どう見ても。不覚。(何で)
  • 線香が消える前に全部片付けて帰ってこようという、かっこいいんだかバカなんだかよくわからない律儀さもたまらない。早く前の飼い主と手が切れるといいですね。
  • あちこちで恋の花とかエロの花とかが咲いていた今回、元祖エロキングの土方、面目丸つぶれ。ひで次郎でないおひでさん登場から「くっそー!」までの歳さんの顔は、どれもこれも愛らしくてなりませんでした。後ろで冷やかしていた近藤先生も、よそでは見られないイヤ〜な笑い顔で実によかったよ。