The Beatlesに関する信用できない人物紹介

  • 何度か公開したことのある短評(若干アップデートあり)をここに。私の持ってる印象はここから基本的に変わってないので、「誰これ!?」と思ったら警戒したほうがいいぞと。何をどう。


John Lennon
ヴォーカル、リズムギター担当。人を人とも思わぬ態度と見られることも多いが、内実はど近眼の悲しさで、単に人が人と見えていない場合が多々含まれる可能性がある。ええかっこしいでかんしゃく持ちで小心者のわりに人に愛されるのは、ウソのつけない性格まるわかりの、雑種犬のような笑顔ゆえか。いつまでたっても冒険したいお年頃の飽きっぽい常識人。


Paul McCartney
ヴォーカル、ベースギター担当。そのやたら濃いルックスのため、必要以上にあくどい奴扱いされることもしばしば。実際のところは、急にモテちゃって舞い上がってしまった音楽おたく、が妥当な線と思われる。ほとんど初対面の人の家に上がり込んでメシを食うが、感電に怯えてゲロを吐く繊細さも持ち合わせている。歌うときと服を選ぶときだけ自分を解放する。得意技は失言。


George Harrison
リードギター、ヴォーカル担当。性格は一言で言って「ゴーイングマイウェイの粘着質」(やだなあ…)でも友達は多い。生物の三大本能、特に食欲を追求してやまない男と思いきや、後年インド哲学に傾倒し、別に脊髄反射のみで生きてるわけではないことを知らしめた。しかしそれでも作る歌詞は「世界はバースデーケーキ」いっそ一貫していて立派ともいえる。


Ringo Starr
ドラムス、ヴォーカル担当。他の3人がとほほな素人集団だった時代に、すでに別のバンドで地元の人気者だった。それだけに近所のあんちゃん臭さがどんなに有名になっても抜けない人。ジョンだったか、「ちやほやされて、自分たちってすごいんだとうぬぼれかけても、リンゴを見ると我に返る」と言ったのも頷ける。よく考えるととても失礼な気もするけど。お洒落センスは一番だぞ。