本日の特選動画・パリライブ1965

  • まずは、知らない人への紹介も兼ねてライブの動画を貼ってみよう。ビートルズの名前すら知らない人、というのはあんまりいない気がするが、このあたりのライブ映像に意外さを覚える人はけっこういるんじゃなかろうか。
  • 1965年6月、フランスはパリにおいてのライブ。これYouTubeにけっこう上がってるのだが、この動画(から始まる全4篇)がいちばん絵がきれい。なおかつ貴重なのは、元の演奏時どおりに曲順が進む。実はこのライブ、テレビ放映用に収録されたものが長年海賊版として出回ってきたのだが、放映時になぜか曲順がむちゃくちゃな編集をされており、そのまま見ると少なからぬ違和感があるのだ。3曲目のMCにして「次が最後の曲でーす」とか言われても…どうせ英語だと思って好き勝手やったろフランスのテレビの人。
  • それが近年、正しい曲順に直された海賊版が出たらしく、この動画はたぶんそこから持ってきてると思われる。しかしまあ海賊版の無断うpという、誰が誰に文句を言えるのかよくわからん状況ですな。そしてここに便乗する奴までいると。
  • そしてこれが再会で私の胸を熱くした「頭のおかしいポールさん」なわけで。ステージアクションとしては全然静かじゃん、と今の目で見ると判断されそうであるが、計算されたアクションではない、噴き出しそうで噴き出せないマグマのような何か、を感じてほしいのである。


  • しょっぱなからTwist And Shoutでマイクを中心に全身が一回転」「She's A Womanのエンディングで気負うあまりリズムずれずれ(しかしベースのリズムはズレないのが凄いっちゃ凄い)」「I'm A Loserのコーラスをつけにジョンのマイクへ飛び込んでいく(かわいそうなジョン引いてる)」あたりが見どころでしょうか。
  • よければ4篇通して見てもらうと、最後のLong Tall Sallyが最高に手のつけられないありさまなのでお楽しみいただきたいです。
  • そしてジョンかわいいよジョン。やせてるとこんなにグッドルッキンなのにね…(何が言いたい)