第22回 屋根の上の鴨

  • ああ、今週は面白かった。よくできてた。よくできてたのであんまり言うこともないような、そんな回だったー。
  • でも一言言うか。鴨、焼き打ちくらい自力で思い立て。
  • 二たび、でも。20回からこっちの、「俺は馬鹿で短気で」とぶちまけてしまったあとの芹沢は、なんかもう虚勢を張る気力もなくなってきてるように見える。お梅いらんこと言うな!と最初は思った私だが、もしかすると発奮させてもらっただけでも芹沢には有難い言葉だったのかもしれない。いや、どっちにしても大和屋さんには要らんことだと思いますが。
  • 容保公のヘ…いや素朴な演技がこの上なく「殿様のお忍び」感に効果を与えていたとか。八木のお母はん可愛いとか。エイリアン新見、芹沢を呼び捨てしたよ!とか。野口のぼんやりした感じが切ないなあとか。竜馬さんの聡明さに救われるなあとか。捨助相変わらずグッジョブ!とか。いろいろぎゅっと、充実してました。
  • ほーらね、というか。沖田の芹沢を見る目が、「未知の世界を知ってる大人」から「初めての対等な大人の友人」を通り越して、もう「かわいそうな人」になってるよ…。
  • 三たび、でも来週はけっこうまともに仕事するみたいですね、鴨。(あ、劇中でもほぼ一週間後なんだ) 個人的には、荒れる姿よりそういうのを見るほうが切なかったり。