本家よりかっちょいいI Saw Her Standing There

  • 先日貼った美麗ジョージ・マーティン氏のピアノ協奏曲は、「他のアーティストが演じるレノン・マッカートニーナンバー」という音楽番組のオープニングだったわけですが、そこから一曲ご紹介したい。スコットランドが生んだ偉大の上にも偉大がつくソウルシンガー、ルル姐さんによる"I Saw Her(Him) Standing There"!
  • そしてI Saw Her...といえば別の先日申し上げたとおり、ビートルズについて個人的にターニングポイントを生んだ曲なわけですが、うん本家のはね、かっちょいいというより得体の知れない胸騒ぎが最大の魅力なの。そこへいくと姐さんのは非常に安心してノレる、大向こうから声をかけたいような粋でいなせなソウルに仕上がっております。ぜひご鑑賞のほどを。
  • 一番すごいのは、このとき姐さんなんとまだ17歳ってことだ。まーさーに"She was just seventeen"ユーノーワライミーンである。髪型とか服とかかわいいしねえ。どっからこんなダイナマイトヴォイスが出るのかー。


  • ちなみにこういう声だからこそ、バラードもすばらしく美しいです。いい動画が見つかったらまたご紹介したい。