サーまつり後夜祭

  • 積年の思いをとうとう全世界に発信してさわやかな心境の現在である。間違いなく寝不足だけど。
  • でも出し損なったネタがまだあったよー。遠慮なくいくよー。
  • まずこちら、英国の紋章院にマーティン氏の紋章が登録されているそうで。それってべつに「サー」だからじゃなく、今まで私は知らなかったのだが誰でも新しく作って、登録申請できるのだそうですね。20万円くらいかかるらしいが。

  http://www.college-of-arms.gov.uk/Martin.htm

  • かぶとむしにクスッとするのはもちろんながら(でもなんで3匹なんだろう。紋章っていろいろお約束事があるらしいのでその関係か)つばめ! ふえをちょこんとかかえたつばめの愛らしさよ! これも知らなかったがmartinにはつばめって意味もあったのですね。なんてぴったり。正装してるし(笑)
  • あとこの深い青は日本にはない色だねえー。ロマンチックだねえー。そしてここで見られる他の方の紋章と比べても、勇壮というよりは優美、情熱というよりは平和を感じさせて、実に音楽家らしい良きデザインと思います。


  • って話が終わるとすぐ画像だし!と呆れ気味の貴兄に。これが次の動画の前振りでもあるのである。この写真から四半世紀ののち、すっかり現代を代表するロックスターとなってフランスのTV番組に出演したポール・マッカートニー(46)。と、そこにサプライズで現れた伝説のプロデューサー(63)。


  • という肩書きが詐欺に思えるほど落ち着きのない、ハラハラ感漂う合計109歳なのであった。ある意味Hello Goodbyeバカ踊り以来の衝撃でしたよ。これはどうも「まわり全部フランス人」というアウェーな空気が作用しているのか、「えいごしゃべれるのぼくたちだけだね」「うんそうだね」と逃避してじゃれあっているようにしか見えない二人のサーである*1。きっと司会の人は「どうしてイギリス人はすぐ男どうしでべちゃべちゃするんだろうなあ」と思っていたのではなかろうか。
  • 伝説のプロデューサー、なんか聞き取れないらしく同時通訳のイヤホンを投げ捨てかけるし! 見かねたロックスター様が単なるじさまのお世話係と化すし(あげくじさま「彼が通訳になります」とスター様を親指で指しやがった)見てるほうがへんな汗をかきそうな豪華映像です。
  • そして最後の最後におまけ。「ジョージ・マーティン誘拐さる」という…彼の映像を見慣れている人ならば、ヒアリングできなくても悶絶必至のコント。


  • あまりに言葉遣いが似すぎていて、これ見たあとはしばらく本家を見ても爆笑してしまいかねないという危険な作品である。しかし当たり前っちゃ当たり前だが、こういうネタになるくらいに存在と特徴を認識されてる人なんだなあ。

*1:このときはまだどっちもサーじゃなかったけどね