スペシャル企画・Let me introduce to you...
- 私をよくご存じの方ならば、そろそろやらかすころだと思っていたのではないだろうか。こいつがビートルズの話を始めたら、遠からずあの名前が出るんじゃないかと。
- というか名前はすでにさりげなく出ているのだが、とうとう特集しちゃおうかなーと思うわけよ。ほぼ自分のためのまとめサイトですけど何か?なわけよ。
- えーとそれじゃビートルズのレコーディング風景のお写真貼りますね。
おや?
今なんだかイケメンが写ってませんでした?
おやおやおや?
カメラマンも思わずビートルズを差し置いてピント合わせちゃったこのダンディは誰?
以下、頭の沸いた文章と画像だらけのこの調子でも耐えられる人だけ
- 誰ってもちろん、ザ・ビートルズのレコードほとんどすべてをプロデュースしたジョージ・ヘンリー・マーティン氏その人である。いやーもう名前まで美しいわ。英国紳士って感じだわ、とイギリスに行ったこともない小娘(当時)は、彼の存在を知ったときからうっとりしておったんですけれども。
- しかしこの人、生まれた家はクリーニング屋の向かいでお父さんは大工さんという、意外に庶民的な出身なのである。音楽的な功績により今では「ナイト」の称号を得て「サー・ジョージ」と呼ばれるまでになったわけですが。サー・ジョージ。改めて響きにうっとりしたので二度言いました。
- 音楽のスキルにしてからが、最初は独学だったという。20歳を過ぎてから軍の補助金で音楽学校に通いクラシック全般を学び、24歳でレコーディングの道に入ったという若干遅咲きのキャリアである。それで12年後にデビューさせた楽譜も読めない連中が、見るまに彼の人生を変えてしまうことになるのですね。
- そして生まれ以上にこの人が持つ意外さといえば、こんな顔してお笑い大好きということだ。こんな顔して「もうろくした婆さんが公園でフランス人と知り合うコント」だとか「ピーター・セラーズ・シングス・ジョージ・ガーシュウィン(ピーター・セラーズが「ジョージ……ガーシュウィン」と歌うだけ)」だとかのレコードを量産し、そのおかげでのちに出会ったジョン・レノンから一定の尊敬を受けたりしたのだから人生わからない。そりゃあこんな写真だって残す。
- こういう人だから、スキーに行ってスキーではなく「ロッジでバレリーナの真似をして」足首だって折る。しかも40にもなって。年と自分の身長考えろって話である。ああ、素敵(真顔)