I LoveTo Turn You On

  • まさかこんなに長くなるとは……いちんち一曲ならたいした負担じゃないだろうと思ったら、とんでもなかったのである。楽しかったけどもさ。そして書き損ねたことがまだあったりして。
  • 『キミトデカケタ』の最初と最後に『働く男』チックな水音が入っているね、とか。「ホールインワン」てのはやっぱりおやじのしょうもない下ネタと解釈してよろしいか、とか。『R&R IS NO DEAD』のコード進行はある意味卑怯、しかし「ギブソウー」てどんな楽器ですか阿部さん、とか。黄色いハーレー買い戻すアニキのラップが思いのほかかっこいいっす! いっそ次のボーカル曲は全部ラップ……それはやっぱボロが出そうだからやめときますかね、とか。憶測に過ぎないけど、『HELLO』のあれは「こうかい? これ弾こうかい?」て仮歌まんまなんじゃねえの、とか。
  • あと、ほとんどの曲がフェードアウトじゃなく、ジャーンつって終わるのがちょっと面白い。たしかフェードアウトは、東関道をいn……車が駆け抜けてゆく『BLACKTIGER』だけじゃないかな? とくに『パープルピープル』『HELLO』あたりはエンディングを長く引っ張ってもよさそうな曲なのに、思いきりぶちっと切られちゃう。でもそれが「おかわりもう一杯」を誘う引きのよさかも。それと、ライブ感ちゅう奴も盛り上げているかもしれませんな。
  • 話はそれるが、そのほか好きなミュージシャンについても、ドラムとベースが重要な要素か、そうでないかでそれが「バンド」なのか否か気分的に分けてるところはある。するとビートルズはもちろんバンドだし、XTCはどうしても「アンディとゆかいな仲間たち」なのだな(そのゆかいな仲間たちも年々減っちゃってってやかましいわ!)。でも私が一番好きな曲はコリン作なのですが。自分語り乙。
  • 自分の作文がようやくまとまったので、人様のレビューなども見にいき始めた。音楽というか、ジャンルや奏法の用語をちゃんと知っている人のレビューはやはりためになるのう。
  • 私が音楽にちゃんと詳しければ、書きたいことの根幹は変わらないとしても、そういう用語を使ってもっと広く通じやすい書き方をできようと思うのだが。いかんせん受けた印象でしか音楽を語れないので「酒井様の海老すくい」だの「宇宙船がぁ〜」だの、あほうの日記帳のようなありさまなのは残念な限りである。あと音楽よりまだしも言葉のほうが多少は理屈を知っているので、なんとか歌詞のほうから噛み砕いてみたりね。歌詞も音楽の一部であるなら、そっちを手がかりに曲の姿に迫ってみるのもありだろ、と。
  • まあとにかく、非常に大変で面白い数週間でございました。『シャンブル』レビューはひとまずこれで。ご清聴ありがとうございます。