第26回 局長近藤勇

  • 不思議な感じであるな。なんか、先週までとは全然違うドラマを見ているような気がする。手紙を使った駆け足方式のせいもあるんだろうけれども。んー…大河ドラマみたいっていうか。(大河ドラマなんだよ)
  • いや、先週までは見ている自分の気持ちが、かなり登場人物に入り込んでいた気がする。誰か一人というんじゃなく、そのとき画面に出ている人の気持ちに。今日はそれが一歩引いていて、歴史を俯瞰するって気分だった。それはべつに嫌なことじゃないんだけれども。ただ、不思議だ。来週はまた変わるのかな。
  • 前説もなく回想もなく、すっぱりと画面から姿を消した芹沢。が、葬った者たちの中には確かに根を下ろしていることがほのめかされるっていうのは、良かったなあ…。これについては俯瞰画面が効果的だったかも。
  • 八木さん一家にとっては(少なくともご夫妻には)、芹沢は賊にやられたことになってるんですね。そら、歴然と同士討ちだってわかってたら「慣れとはおそろしいもんやなー」では済まないでしょうな。
  • もしかすると「皿は割る障子は破る」の人々がいなくなったぶん、ちょっとは楽になったわーくらい思ってはるかもしれませんな。あと先週までに書こうと思って忘れていたんだが、特に八木のお母はんなどにとっては、十人の隊士よりお梅一人のほうが絶対に鬱陶しかったであろうと思う。お梅さん、台所きれいに使いそうにないもん。
  • 近藤先生の月代見納め。ああ、やっぱり残念。
  • 総髪を見てるとしつこく脳裏に「鏡餅…」って言葉が浮かぶんですけど、どうしてかしら。
  • そうか、山南さん不足だ、この一歩引いた気分の原因の一端は。実に今日は出番が少なかった。「総長」職就任の経緯は今後明かされるんだろうか?