なぞらえてみる

  • 歴史風俗に全然詳しくない私は、江戸時代の武士は月代を絶対剃ってなくちゃいけないのかと思っていた。あの、町人は絹の着物を着ちゃいけないとか(←これもあやふやな記憶で言ってるが)、いろいろ細かい取り決めがあるじゃないですか。それと同じで、なんか月代伸びちゃったら身分をわきまえてないってことで厳しく罰せられるのかと。
  • どうやら、お城勤めには月代が必須だけれど、武士の身分だから絶対ってもんでもないらしい。と知って、じゃあ月代ってのはネクタイと同じと思えばいいのかと。成立当初には合理的な理由があったものが、定着するにしたがって「なんでそこ剃る必要が?」「なんでそんな布締める必要が?」的装飾になってったあたりも同じかと。
  • ついでに言うと『新選組!』を見ていて、羽織は背広なんだなーとしばしば納得しています。裃はタキシード? 為次郎兄さんがしているような総髪は、文化人のおじさんがよく着ている立ち襟ジャケットとか? あ、なんかいま凄くいいとこ突いた気がした。勝手に。